レット症候群の治療法

レット症候群の治療法については、現時点で根本的な治療法はありません。

日本では小児慢性特定疾患の対象となっており、医療費の自己負担分に補助が出ますが、症状が一般には知られていないこともあり『自閉症』などとと誤診される例も多く、十分な対策が取られていないのが現状です。

小児期の後期や青年期の初期には、社会と関わっていくうち、自発的な改善がわずかにみられることがありますが、基本的な言語障害と行動障害は進行しますので、レット症候群の女児の多くは24時間のケアと特殊な教育を必要とします。


レット症候群の女児の対応としては、コミュニケーションの補助について、言語理解よりも言語の表現に影響があるため、受け手側も、レット症候群の児童がどのようなコミュニケーションを行うのか、を理解する必要があります。

また、その他いろいろな面について、女児に対してコミュニケーションや食事、トイレなどの方法について、気長にケアし、できるだけ自力でできるように補助・手助けするようにします。


薬としては、パーキンソン病に使われるドーパミン放出促進薬や、副交換神経を遮断する薬などが使われることがあります。