胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群とは、神経や血管が、胸郭出口から出る近辺で骨や筋肉の変位によって圧迫されるために、首、肩、腕などに症状が出る病気です。

ここで、「胸郭出口」とは、「鎖骨」と「一番上の肋骨(第一肋骨)」と「斜角筋」が造るすき間のことです。

胸郭出口症候群には、原因によって「肋鎖症候群」「斜角筋症候群」「過外転症候群」「頚肋症候群」の種類があります。


上肢の神経は、脊椎椎間孔から脊椎管の外へ出てから、腕、手へいきます。腋の下を通過するまでに、筋肉や鎖骨と肋骨の間などとても狭いところを、腕に行く血管と一緒に通過します。
女性などで「なで肩」の人は、この通路が特に狭く、病状が起こりやすくなります。

このようにして、神経・血管が圧迫されて起こるのが、胸郭出口症候群です。