ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群とは?

ネフローゼ症候群とは、腎臓病の1つで、蛋白尿、低蛋白血症、高コレステロール血症、浮腫(まぶたや手足のむくみ)を生じる病態のことをいいます。

ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体に障害が起こり、多量のタンパク質が尿に漏れ出てしまうことによって起こるとされています。

ネフローゼ症候群の症状としては、顔や手足に浮腫ができる、胸水、腹水がたまる、尿が出にくくなり、腎機能の障害、血圧の低下を認めることもあります。

また、糸球体基底膜の高分子蛋白の透過性亢進により高度の蛋白尿が認められ、このため低蛋白血症となります。
浮腫の原因としては、大量の蛋白尿喪失による血漿膠質浸透圧の低下や循環血漿量の増加などが考えられています。

また、腎臓機能の低下が進むと尿毒症の症状がでてくることがあります。

ネフローゼ症候群の治療法

ネフローゼ症候群の治療法は、主に、副腎皮質ステロイド剤、免疫抑制剤、抗血小板薬を使用する方法があります。
ただし、病態によっては、副腎皮質ステロイド薬が無効な場合がありますので注意が必要です。

また、浮腫に対しては利尿剤を使用し治療します。
ただ、蛋白尿が多い時には、厳重な安静が必要です。


ネフローゼ症候群の治療を食事療法で行う場合には、飽和脂肪とナトリウムを少なくした食事療法を行います。
タンパク質を摂取しすぎると、尿中のタンパク質濃度が高くなるので、腎機能の程度によって制限を行う場合もあります。

ただし、蛋白尿が多い時には厳重な安静、減塩・低蛋白食が大切になります。

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