睡眠時無呼吸症候群の治療法

 睡眠時無呼吸症候群には以下のような治療法があります。

①「CPAP療法」
「CPAP療法」とは、鼻から専用のマスクを通じて、気道に空気を送り込み圧力を高め、気道を広げておく療法で、マスクは、睡眠中に使用します。
睡眠時無呼吸症候群の治療法として確立しており、高血圧などの合併症の予防、改善効果があると立証されています。

また、全世界で睡眠時無呼吸症候群の治療法としてもっとも普及している方法です。
この療法で、心疾患の予防や死亡率を減らすことができます。

②「外科手術」
咽頭や喉頭の閉塞する部位を外科手術によって切り取る方法です。
閉塞する部位によって、有効な場合は、手術が適用される場合がありますが、声の質が変わったり改善が十分得られない場合も多く、慎重に選択するべきでしょう。

最近では、レーザーを当てて、部位の組織を小さくする方法もあります。

③「マウスピース」
「マウスピース」による治療は、上あごと下あごが固定したマウスピースを使用し、下あごを上あごより前に固定することで気道の面積を広げ、気道の閉塞を防ぎます。

持ち運びが簡単で便利ですが、効果には個人差があり、一般には軽症の患者さんに用いられます。
居眠り運転の危険があるような重症患者にはCPAP療法が優先されます。 2004年度から健康保険が適応になりました。

④「生活習慣の改善」
太っている方は減量により、首の周りの脂肪が減って、無呼吸が軽減されます。 日ごろから運動を心がけ、食生活にも気をつけましょう。
また、アルコール・タバコは気道を弛緩させるため、病状が悪化するため、なるべく減らしましょう。